トレチノイン治療の流れ
トレチノイン治療は、皮膚科や美容クリニックで実施されています。
一度できたらなかなか消えないしみを、キレイに消すことができます。
トレチノイン治療により、アンチエイジング、ニキビ改善、オイリー肌改善、毛穴引き締め効果も得られます。
しかも効果が短期間で出るのが特徴です。
医療機関でのトレチノイン治療の期間は、消したいしみの種類によって異なります。
日光性色素斑(一般的に言われている「しみ」。加齢によって現れる)、炎症後色素沈着(傷ややけどにあとに残った色素沈着)など、通常のしみの場合で2ヶ月間です。
肝斑、扁平母斑を治療する場合は、治療期間がこれより長くなります。
治療は前半と後半に分かれます。
前半→漂白期間(2~6週間)
後半→炎症を冷ます期間(2~6週間)
トレチノインの使用を開始すると、治療部位の皮膚が赤みをもつようになります。
そして皮膚が垢のようにぽろぽろ剥がれ落ちていきます。
徐々に赤みは増していきますが、反対にしみは薄くなっていきます。
治療開始後1~2週間は、お肌が赤みをもったり、しみる感じがしたりするかもしれませんが、その後は肌が薬剤に慣れていくので改善されていきます。
漂白期間中は、2週間に1度は担当医の診察を受けましょう。
何か異変があった場合、早めに見つけて、適切な処置をとることが大切なためです。
たとえば、皮膚が乾燥しているときには保冷剤やオイルが処方されます。
改善したあとはメンテナンス用ケアを行います。医師の判断で、さらなる治療が必要となれば、2回目の治療が行われる場合があります。
その際、前回の治療から1~2ヶ月、間をおいて行われます。
しみには多くの種類があり、それぞれの特徴にあわせた治療が行われます。
顔に数種類のしみがある場合は、順番をつけて治療が行われる場合があります。
通常は、濃いしみから順番に治療していきます。角質が肥厚していてトレチノイン薬が浸透しにくい場合は、先にレーザー治療を行う場合があります。
漂白の際に行う治療の順序は次のようなものです。
①洗顔
石鹸で洗顔。皮膚を刺激しないようにやさしく洗う。
②化粧水で保水
低刺激のものを使用。
③ビタミンCローション
高濃度のものを使用。
④トレチノインクリーム塗布
しみの部分からはみ出さないように綿棒で薄く丁寧に塗り、乾かす(1~2分)。回数や範囲は医師の指示に従う。
⑤ハイドロキノンクリームを塗布
顔全体に塗布する。朝と夜の2回使用。
⑥お手入れ
朝に使用する場合は、日焼け止めクリームやUVカット入りの化粧下地クリームを塗布。強くこすらないこと。トレチノイン、ハイドロキノン剤の上に重ねる感じで塗る。
夜のお手入れはオイルを塗る。肌の乾燥、つっぱり感を防ぐのが目的。
⑦メイクアップ
UVカット入りのパウダーファンデーション、クリームファンデーションを使用。コンシーラーやパーフェクトカバーなど、カバー用ファンデーションの使用も可能。
治療が進行するにつれ、薬の内容や使用法も異なっていきます。医師と意思疎通を図りながら治療しましょう。
