トレチノインで消せるしみ
トレチノインは、新陳代謝を活発にして、表皮の基底層に沈着しているメラニン色素を上に押し出し、剥がれ落とす力があります。
トレチノインを活用した治療が、美容クリニックや皮膚科などで行われています。
通信販売で購入することも可能です。ただし、使用する際には事前に医師に相談することをおすすめします。
とても効果の強い成分だからです。
トレチノインはしみを消すのにとても有効な成分です。しかし、しみにはいろいろな種類があり、トレチノインが効果的に効くしみと、そうではないしみとがあります。
顔にあるしみは、どれも同じように見えて種類、性質が異なります。
同じ顔の中にも、種類の異なるしみが存在することもしばしば。まずはしみの種類について知っておきましょう。
代表的な顔のしみには以下のようなものがあります。
★ほくろ
0.5~3mm程度の大きさの、黒いもの。
★そばかす
両頬や花の上にたくさんある茶色の小さな斑点。
★色素性母斑
生まれつき存在する黒色のあざ。
★肝斑
額、ほほ骨の上、えらの上に左右対称に広がるぺったりとした薄茶色のもの。
★扁平母斑
生まれつきか思春期にできる。薄い茶色からかなり濃いものまでさまざま。
★日光性色素斑
老人性色素斑とも呼ばれる。30代以降に現れる。年齢を重ねるに従って発生する。比較的濃い茶色で、輪郭がはっきりしている。一般的に「しみ」と呼ばれているものがこれ。
★老人性ゆうぜい
脂漏性角化症とも呼ばれる。加齢に伴って現れるいぼ。茶色からこげ茶色をしている。盛り上がっている。
★炎症性色素沈着
傷ややけどなど、炎症のあとにできる色素沈着。
★後天性真皮メラノサイトーシス
遅発性太田母斑とも呼ばれる。両頬にできる斑点状の黒茶色や灰色のしみ。真皮にも色素があることが特徴。
このうち、トレチノインクリームを塗布することにより、比較的短期間に、効果的にとることができるしみは日光性色素斑、炎症後色素沈着、そばかすなどです。
治療にやや時間がかかるものは肝斑です。通常の2倍の時間がかかります。
再発傾向のあるものはそばかすと扁平母斑です。
トレチノインクリームによる治療のあとに、レーザーをあてて、治療が可能なのが太田母斑と遅発性太田母斑。
残念ながらトレチノインクリームでは治療できないしみは黒いほくろ、色素性母斑です。
老人性ゆうぜいは、トレチノインではなくほかの方法で治療するほうが有効なしみです。
以上のように、トレチノインで効果が出やすいとされるのは日光性色素斑、炎症後色素沈着、そばかすなどです。
つまり、加齢による「しみ」、傷ややけどによる「しみ」、そして「そばかす」に効果的ということ。
私たちが「治したい!」と思うことの多いしみが、トレチノイン治療にとって適しているということが分かります。
トレチノインによる治療期間は約2ヶ月間です。治療を受けるとメラニン色素が浮き上がってきて、ぼろぼろしみが剥げ落ちていきます。
白く美しい肌はすべての女性の憧れです。しみが気になるなら、トレチノイン治療を考えてみても良いかもしれませんね!
